金庫の鍵

春先は金庫を買い換える人が増える時期です。
わたしの働いている鍵屋にも金庫に関するトラブルや金庫の購入の相談が舞い込んできます。
この時期や引っ越しや人事異動、決算などが重なる時期です。
それに伴い、金庫を買い替えたり、トラブルが発生したりというのが多発するのではないでしょうか。

引っ越しの時に新しく金庫を買い換えようと思う人もいます。
また、引っ越しのバタバタで鍵が何処かへいってしまうというケースもあります。
会社の予算で防犯設備を整えようという時期でもありますし、人事異動で金庫の管理担当者が変わってその引き継ぎができなかったり、暗証番号がわからず開けられないといったことが起きるのです。

最近金庫について相談してくれる人に共通しているのが「大事なものを自分で管理する」という意識の高さです。
金庫なんて一般家庭にはおいてないだろうと思っている人もいるかもしれませんが意外にも多いんです。
数年前の震災によって意識が変わったという人もいるかもしれませんね。

金庫には耐火金庫と防盗金庫、大きく分けて二種類あります。
火災から大切な物を守りたいという場合には耐火金庫を、泥棒に金品を盗まれたくないという場合には防盗金庫を、というように使い分けます。
デジタル記録媒体や古書、古文書、重要書類などを耐火金庫にしまっておくことが多いです。防盗金庫には現金や株券、貴金属類が保管されます。